独眼狼ーワンアイウルフー
ランブル荒野に近づくにつれ、轟音や悲鳴が大きくなっていく…。
ルイがタスクに声をかける。
『タスク…どうするの?一緒に行動するの?』
だいぶタメ口に慣れたのか、ルイの口調がはっきりとしてきた。
タスクが首を横に振った。
『んや、分かれて行動しよう。そっちのが効率が良いぜ』
『でも、危険じゃない…?』
『確かに危なくなっけど…オレら2人で特殊型1体と戦ってたら、もう1体が基地に行っちまうかもしれねぇだろ?』
ルイは驚いた。
こういう時のタスクは頭の回転が速く…的確な指示を出すのだ。
念を押すように、タスクが言葉を続けた。
『でもな、ルイ。本当にヤバそうだったらオレを呼べよ!!助けに行ってやっからよーっ』
『……うん』
ルイは小さく頷き、タスクに言った。
『だったら、タスクも危なくなったら呼んでね。私、助けに行くから』
『…それじゃあダメなんだよなー…』
タスクはルイに聞こえないように、小さく呟いた。