独眼狼ーワンアイウルフー



しかし何かをタスクが言ったのは聞こえたらしく、ルイが首を傾げる。


『タスク、何か言った?聞こえなかったんだけど……』
『んぁっ!!?い、いや何もっ』
『?そう…?』


よ、よし!!と声を張り、タスクが話を切り替えた。


『こっから別行動な!!』
『うん、分かった』


タスクは地上を、ルイは空中を担当する事に決め、ベアが走りだそうとした時―……


『タスクっ』


ルイがタスクの名を呼び、ベアの動きが止まる。


『ルイ…?どしたよ』
『無茶…しないでね』


突然のルイの言葉に、タスクは目を点にした。

だが、直ぐに照れくさそうに頬をかき…タスクは笑った。


『おぅよ!!ルイも無茶すんじゃねーぞっ!!』
『…うん』


最後にそう言葉を交わし…タスクとルイは、各々の場所へと向かった―…。


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