独眼狼ーワンアイウルフー
金髪の男は、霧兎の机の近くにまで来ると敬礼をした。
「第二軍師団所属、コルラド・バーミリオン。以下29名、到着しました。代表として私が、ご報告に参りました」
「うん、ありがとう」
霧兎が軽く手を上げるとコルラドは敬礼を止めた。
コハクが口を開く。
「もしかして、ココの守りって……」
コルラドが頷く。
「そのとおり、俺達が警護につくんだ。だから安心して行って来いよ」
そう言ってコルラドがニッと微笑むと、コハクとルイは小さく頷いた。
よっしゃあ!!と声を張り、ケビィンが言った。
「こんだけしてもらってんだ!!気合い入れて行くぞっ!!」
「あぁ」
レクスは頷き、ドアに向かって歩き出した。