【短編】私のcoolな彼氏[続2編追加]
家に着き。


「ただいま」


「弥生、おかえり。」


神奈ちゃんが出迎えてくれた。


「神奈ちゃんがいるなんて、珍しいね。」


「う〜ん。そうかな?」


だって、彼氏ができてから、毎日遅かったし。


「別れたの?」


「う〜ん。ちょっとね。」


もしかして、たっちゃん、チャンス?


「神奈ちゃん?」


「弥生、ちょっと来て。」


神奈ちゃんは、私と部屋を移動した。


親もいるし、聞かれたくないよね。


「私ね。竜樹が忘れられないみたいなの。」


えっ?


私は、目を見開いてしまった。


だって、めっちゃグットタイミングじゃん。


「じゃあ....」


「私ね。もう少しで好きになりそうたったの。けどね。知らないうちに比べてた。」


神奈ちゃんもなんかショックみたい。


けど、そんなの関係ない。


どうしたら、いいかな?


私から行動おこしてもね。


なんか、行動するようなこと言わなきゃ。


「私ね。竜樹に言うわ。だって、私、前に進めなくなりそうだし。」


「えっ〜と。いつ?」


「竜樹って、いつ暇かな?」


神奈ちゃんは、すぐにでも伝えたいんだ。


「たっちゃん、生徒会にはいってるんだって。」


「えっ?なんで、知ってるの?」


不思議なのも仕方ないよね。


「今日知ったんだけどね。同じ学校なの。」


私って、抜けてたんだね。
< 23 / 27 >

この作品をシェア

pagetop