【短編】私のcoolな彼氏[続2編追加]
「まあ、俺なら腕を振り払うけどな。彼女以外優しくしてもなんのとくにもならないし。」


こんな風に先輩から愛されたいな。


「由奈が羨ましいな。」


「....さんきゅ」


臣が顔を真っ赤にして照れながらお礼を言ってくれた。


「やっぱ、私は愛されてないわけだ。」


自分で言ってて悲しいな。


「それは、先輩に確かめなよ。俺の意見と先輩は違うだろ?」


「...けど、自信ないよ。」


聞きたいよ。


でも、聞けないよ。


最後かもしれないから。
< 4 / 27 >

この作品をシェア

pagetop