指切りげんまん
引き上げられた穴を確認すると、今は使われていない古井戸だったようだ。

「どーもですー」

「なんもなかったか?」

服に着いてた泥を払う。
ちょうど組織から支給された黒い服を着てたから泥は目立たなかった。

「ゾンビっぽい手が出て来た」

「皮膚が腐ったやつか?
お前それに引きずられて井戸に落ちたんだぞ」

七瀬があのグロテスクな腕を思いだしたらしく身震いをした。

七瀬の隣りには少しガタイのいい男が一人。

「その人は?」


率直に思ったことを口にした。


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