君は君のままでいて
そうだっ!


仕事中なんだった………って、しかもお義母さんの前で溺れるようなキスをしちゃってるし、しっかり見られちゃってたしっ!


「み、緑風っ!
離して。
仕事しなきゃだ………め………っ。」


身をよじってリョクの腕から逃れようとする僕の身体を、リョクは更に強く抱き締めて離すまいとする。


そして、ぎゅうっと抱き締めた僕の首筋に甘く息を吹き掛けた。


あっ!


そこは、弱いからダメなんだって知ってるくせにっ!


自分の足で立てなくされた僕は、リョクの腕の中に閉じ込められてしまった。
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