君は君のままでいて
「んんん?
ここじゃダメ?
んじゃ、どこでなら良いわけ?
美樹ってば清楚系の可愛い見た目のくせに、意外に大胆だもんなぁ。
もっと人目のあるトコがいい?」


なのに、緑風はさらにエスカレートした事を言ってくる。


「やあっ………って、僕、そんなじゃ………な………。」


首を振って、身体をよじって。


緑風の腕の中から抜け出したいんだけど。


がっちりと僕を抱き締めた緑風の腕は、どうやっても外れてはくれない。


「ね………お願………い。
離し………て?」


やだ。


もう、声まで震えてきちゃってる。
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