FAKE‐LAKE
『だから、ソニアを出たらリアレスクに行くつもりです。

無事にアンジェに会えたら、また葉書を送るね。

僕の事覚えてるかなとかいろいろ不安はあるけれど、早く会いたい。

あ、だから今年の冬帰れないんだ。ごめんね。

今年はアンジェの所で冬を過ごします。会えなかった時にはちゃんとロスタナに帰るね』


アツキは意地悪く笑いながらシアナをからかう。

「シャナパパ、今一瞬“会えなくていい”とか思っただろ」

「針の先ほども思っていません」

「素直じゃないなぁ、全く」

シアナの笑顔がピクリと引き攣る。

「その口、丁寧に縫合して差し上げましょうか」


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