星に願いを。
やっぱり、すごく幼く見られてるのかな。
あたしにとって2歳差は、小さいようで大きい。
「歳の差を、感じる事って…ある?」
気づけばそう、晴美ちゃんに聞いていた。
晴美ちゃんとお姉ちゃんは驚いた顔でこっちを見たかと思ったら、
突然ニヤリと笑いだした。
「何なに?蜜葉は歳の離れた好きな人がいるの?」
『彼氏?蜜葉ちゃんももう高2だもんねぇ』
「いや!あの…、別にそう言う意味ではなくて…」
あたしがどれだけ違うと言っても、2人はニヤニヤと笑ってまぁまぁと言うだけ。
この時点ですでに、すごく子ども扱いされてる気がするんですが…。