星に願いを。
恭が目の前に出してきたのは、透明なビニール袋に入ったもの。
「あっ。これ、この前の写真?」
「今日現像したから持ってきた」
「わぁ!ありがと」
ビニールの袋から取り出し、写真を一枚一枚見ていると、泰ちゃんの顔が横からひょっこり現れた。
「バーベキュー?」
「この前、恭ん家の庭でしたんだ~」
お隣ってことで、恭の家とあたしの家は家族ぐるみで仲がいい。
だからよくバーベキューしたり一緒に年越したりしてたんだけど
恭の家族大林家が、毎年夏と冬の休みに来てくれる見山家とも仲良くなっちゃって。
今は見山家、大林家、そして野村家で大きな休みの日は大騒ぎなのだ。
「泰ちゃん達も来たし、またバーベキューしたいね!」
泰ちゃんはあたしの手からスッと写真を取ると、一枚ずつ見始めた。