◎自分中心彼◎

学校も終わり
早速寮へと向かった。


はあ...
ホントありえない。
なんでよりによってあたしなの!??


「まだ怒ってんの?」

げっ.
速美ぢゃん。

「.....べつに!」
「そんなに強がんなくても。」

眉間にシワが寄る。

「可愛い顔が台なし」
「うっさい!!」

近くにあったクッションを投げた。
見事に顔面直撃。
やばっ!!!

「てめぇ....」

「ご・ごめんなさい??」

見事にスルーされ
壁に押し付けられた。

「俺にそんな事したらどぉなるか分かってるよな?」

目がヤバイ!!!
ひぃっっっっΣ

「さぁ??どぉなんの?」

思わず違う事を
言ってしまった。

この強がりな性格どぉにかしたい...


「こぉなんの」

チュッ

「・・・い、今・・・」

「何??チュ-しただけだけど??」

「最低ッ!!!!!!!」



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