◎自分中心彼◎

すっかり
仲良くなって話しこんでいると...


ピンポンパンポーン


「速美尚弥です。只今決まりましたので報告いたします」



始まった.....

クラスがシーンとなる。

「梅田陸さんに決まりました」

「・・・」

梅田陸さん可哀相・・・
ん???

梅田陸って...

あたしぢゃん!!!!!!


なんで!!!???????@@


クラスの男子が叫びはじめた.

「なんで陸ちゃん!???」
「俺狙ってたのに...」

もちろんそんな声は全く入ってこない。


「陸??よかったぢゃん」
「何が!??」
「だって尚くんと一緒に住めるんだよ。昔からモテるよね.尚くんは」

宇実とりっちゃんと速美は幼なじみ。


「やだぁ......」

うつむいていると

「陸ー」

「....なんでいきなり呼び捨てなの!??」
「いいぢゃん。どーせ一緒に住むんだし」
「そぉいう問題!??」

あたしの名前を呼んだ正体は速美だった。


最悪....



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