ラブ☆ゲーム



あたしは真っ赤な顔で言った。




「名前、颯っていうんだね」



「おう、それがどうした」



「いーや、なんでもない」




ちょっとした疑問が生まれたけど、それは後に取っておこう。




「てかさ、もう終わったな、ラブゲーム」



「えっ…?ああ゙!!」




何気なく見た体育館では、もう片付けが始まっていた。


やってしまった…。




「終わったことだし、倉庫戻るか。荷物置きっぱだろ…?」




…えっ?



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