妹は年上 !?
校舎内に入った私達は、1階フロア。そして2階フロアを見回った。

だが、偽花Pはいなかった。というより、人がいなかった。

その後、私達は3階フロアも見回った。だが、やはり誰もいなかった…。

「ねぇ~!!」

美沙子が話しかけてきた。

「どうしたの美沙子?」

「おかしくない?偽花Pのヤツ、私達を呼んでおいて、姿を出さないなんて!」

「確かに…」

「もし、姿を出したら、捕まえて、殴ってやるわ!」

美沙子はとても不機嫌のようだ。

だが、私も少し変に思ってきた。

すると、

「あの~七海さん。」

千鳥が何か言いたげな表情で話しかけてきた。

「何?千鳥。」

「七海さんの携帯、なんかメール来てるみたいですけど~?」

「マジで!?」

私は右ポケットの携帯に目を向けた。

すると、千鳥の言ってたように、携帯にメールが届いてた。
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