妹は年上 !?
すると、いきなり…

「ドンっ!ドンっ!」

体育館の中にある地下倉庫から、なにやら壁を叩いているような音がしてきた。

「先生?地下倉庫に誰かいるんですか?」

夏希が鋭く聞いた。

「えっ、だ…誰もいないわよ!」

先生は、なぜか動揺してる。すると、また…

「ドンドンっ!ドンドンっ!」

壁を叩くような音がしてきた。

「先生。やっぱり、誰かいるみたいなんで、ちょっと見て来ますね!」

そして夏希が地下倉庫の入口に行こうと、した、その時、

「やめなさいっ!!」

先生がいきなり叫んだ。

「えっ?」

夏希も、いきなり叫ばれたので驚いている。

「私が、見るから。見に行かなくていいわ。」

と言って、先生は夏希を、地下倉庫から遠ざけて、自分が地下倉庫の入口に行った。
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