恋するOL!戦うOL!


一也の方を見た。


「そのことは、後から知ったんだ。

だから・・・春花さんが俺の交際相手に次々と嫌がらせしても・・・

何も言えなかった。」



そんなことが・・・



「だけど、一也そのことで何年も苦しんできたんでしょ?

もう、充分罪は償ったはずよ。

春花さん、もう一也を解放してあげて!」


「まさか、一也は私のものよ。

ずっと、一也のいろんな女との恋愛に目をつぶってきたわ。

これ以上は許さない。」



「一也の気持ちは?一也の気持ちはどうするんですか?」


「もういいんだ。だから・・・あかり・・・もう、帰ってくれ。」


「だって、だったら何で私と付き合ったりしたのよ。

ずっと隠れて付き合って・・・

それは、一也が私を春花さんから守ろうとしてくれてたんでしょ?」



いつの間にか・・・

涙が溢れて・・・


「自惚れるなよ。

そのうち別れるつもりだったし、面倒なこと避けたかったから隠してただけだ。」

「そんな・・・。」

「ほらね。一也は、どっちみち私のところへ帰ってくるつもりだったのよ。

諦めてさっさと会社も辞めちゃえば。」



春花さんが勝ち誇ったようにそう言った。



何だか力が抜けた。

戦うつもりで一也の部屋に行ったけど・・・


結局負けを認めるしかない・・・のだろうか。



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