恋するOL!戦うOL!
やっと、理解できた。

森さんは、お局女性たちと、もと同僚。

薫子先輩とは同期だって。

今日は、独身の彼女たちに若いのを紹介してやるって。


なんだそういうこと。

じゃあ、何?

やっぱり人数合わせってわけ。

って言うか、人数合ってないし・・・。

男3人に女6人・・・



こうなったら食い気に走るしかない。

と・・・

メールが入った。

一也だ。



トイレに行くふりして席を立った。



めずらしい。

メールってあんまりくれないのに、自分からしてくるなんて。


『今日、コンパだって?あんまり食べるなよ。
それ以上太ると水着着れないぞ。』


よくわかんないメール。

って言うか気にしてるの?

水着って?

えっ?・・もしかして一也ってば海にでも連れてってくれるつもりなのかな?

変な期待しちゃうじゃない。


付き合って1年近くたつけど人目を気にしてるのか大っぴらには出かけてない。


『なに?焼きもち?』

『ば~か』

メールはそれだけだった。

なんだよ。海は?





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