恋するOL!戦うOL!

真夜中に携帯が鳴った―――


「は・・・い。」

寝ぼけたまま携帯を取るとそこに

「あかり?寝てた?」

一也の声がした。



「一也!」


一気に目が覚めた。


「ごめん連絡できなくて。」


ごめん?

連絡出来なかった?

そんなの嘘!



「今日、会社来たんでしょ?」


怒りが沸々と湧いてきた。


「ごめん・・・急なことで・・・

実は・・・。」


一也が何か話し出そうとした。

でも、怒りが先立って冷静でいられなかった。


だから・・・




「もういい!さよなら!」


どうした訳か・・・

私は電話を・・・

切って・・・泣いた


もう・・・終わり

そんな気がしたから・・・



恋して・・・戦って・・・

勝利を手にして・・・


それは一瞬の幸せで・・・

こんな結末?
< 149 / 162 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop