恋するOL!戦うOL!
「気をつけて。」


彼は、そう言って自然に私の肩に手を回して降りた。


心臓がとても自分のものとは思えない早さで打っている。


「ありがとう。」


そう言っても彼はごく普通に寄り添ったまま歩きだし。


みんなもかなり酔ってるからそんな二人の状況に気づかない。


もしかして、彼も酔っぱらってる?

顔に出ないって言ってたっけ?

横目で彼を見上げた。



やっぱり、かっこいい。

文句なくかっこいい。




やばい。・・・恋しそう・・・。
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