恋するOL!戦うOL!
触れる肩からこのドキドキが一也に伝わってしまうんじゃないかって・・・。

無言で歩くたった5分は、私にはとても長く感じられた。

「ありがとう。」

「じゃ、お疲れ。」

駅に着くと一也はさっさと行ってしまった。

・・・・


一也は何も感じてなかったの?

私だけドキドキしてた?


もう一也には痛みしか感じないって思ってた。


高槻さんと付き合い出してそれはそれで新鮮でドキドキしてたし・・・。



まだ・・・一也に?




その夜は眠れなかった――――



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