鈍感彼女と無口な彼氏 ★番外編★


その集団の中心に立っている女の子が一番私をジロッと睨んでいた。


…先輩かな。その子は化粧が濃く、明るい髪の毛が一際目立っていた。







っーかケバっ!




すげぇー。どうやったらそんな風にケバくなるのかな?

一度化粧してるところを見てみたいねぇ。




「あなたが若月美緒?」



私がじーっと先輩を見ていると先輩が睨みながらそう言った。



…あ!そう言えばさっきから私を呼んでたのってこの先輩方だよね。何で私を呼んだんだ?




「?そうですけど…。」




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