彼猫


振り返れば祢六の姿。



「やっときた」



ボソッと呟き止まって待っててあげる。



私ってなんていい人。



「自分で言うな…」



なっ……!



横をみると奇妙なものでも見ているような瞳で私を見る一茶。



そんな顔で見るな!



って私また口に出てた!?



その横ではケラケラと笑う真人。




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