【長編】Love Step~冷血生徒会長×天然娘の恋愛初心者ステップアップストーリー~
聖良の心のキズはまだ完全に癒えた訳ではないが、ほんの少しだけ心の余裕が出来たのか、生徒会室に戻り、先程の出来事を暁に説明している間もパニックを起こしたりせずに冷静に話を聞いていた。
自惚れるわけではないけれど、聖良の心のキズを癒す事が出来るのは俺だけだと思う。
発作が起こった聖良を抱きしめた時、聖良の身体から震えが遠ざかって落ち着いていくのを感じた。
俺の腕の中で聖良が安心できるなら、きっと彼女のキズは俺が癒してやれるはずだ。
相変わらず俺に縋りついたままで離れる事も出来ないような状態の聖良の顔を覗き込むようにして様子を伺う。
「聖良…こわかっただろう?もう落ち着いたか。」
「ハイ。多分…もう大丈夫だと思います。」
強がって俺の腕の中からそっと離れようとする聖良の腕を引き、再び胸の中へと閉じ込める。
もうどこへもやらないと、二度と離れないようにとギュッと柔らかい身体を抱きしめて耳元で優しく囁いた。
「もう、離さないから。」
「…っ、先輩?」
「聖良…会いたかった。聖良に会いたくておかしくなりそうだった。聖良は…俺に会いたくなかった?」
本当は、さっき廊下で抱きしめた時から聖良の気持ちはわかっている。
でも、聖良の口から直接言葉として聞きたかった。
「そんな事…ないです。あたし…会いたかった。」
今にも消え入りそうな呟くような小さな声。
聖良の切ない思いが俺の心に流れ込んでくるようだった。
聖良がどんなに心細かったかが手に取るように伝わってくる。
聖良…本当にゴメン…
不安にさせてゴメン
淋しい思いをさせてゴメン
護りきれなくてごめん
痛い思いをさせてゴメン
その白い肌に一生残る傷を残してしまって…本当にゴメン。
自惚れるわけではないけれど、聖良の心のキズを癒す事が出来るのは俺だけだと思う。
発作が起こった聖良を抱きしめた時、聖良の身体から震えが遠ざかって落ち着いていくのを感じた。
俺の腕の中で聖良が安心できるなら、きっと彼女のキズは俺が癒してやれるはずだ。
相変わらず俺に縋りついたままで離れる事も出来ないような状態の聖良の顔を覗き込むようにして様子を伺う。
「聖良…こわかっただろう?もう落ち着いたか。」
「ハイ。多分…もう大丈夫だと思います。」
強がって俺の腕の中からそっと離れようとする聖良の腕を引き、再び胸の中へと閉じ込める。
もうどこへもやらないと、二度と離れないようにとギュッと柔らかい身体を抱きしめて耳元で優しく囁いた。
「もう、離さないから。」
「…っ、先輩?」
「聖良…会いたかった。聖良に会いたくておかしくなりそうだった。聖良は…俺に会いたくなかった?」
本当は、さっき廊下で抱きしめた時から聖良の気持ちはわかっている。
でも、聖良の口から直接言葉として聞きたかった。
「そんな事…ないです。あたし…会いたかった。」
今にも消え入りそうな呟くような小さな声。
聖良の切ない思いが俺の心に流れ込んでくるようだった。
聖良がどんなに心細かったかが手に取るように伝わってくる。
聖良…本当にゴメン…
不安にさせてゴメン
淋しい思いをさせてゴメン
護りきれなくてごめん
痛い思いをさせてゴメン
その白い肌に一生残る傷を残してしまって…本当にゴメン。