【長編】Love Step~冷血生徒会長×天然娘の恋愛初心者ステップアップストーリー~
「聖良、口開けて。」
「え?あたしが食べるの?」
「一緒に食べよう。二人で食べたほうが美味しいだろう?」
ニッコリと笑ったその顔は、あたしが大好きな笑顔で…。
何を考える事も出来ないくらいにぼうっと見惚れてしまって言われるままに口をあける。
ポンと口の中に放り込まれたチョコレートがトロリと溶けて口の中いっぱいに甘い味が広がる。
うん、われながら上出来。
「美味しい?」
「うん、美味しいですよ。ってあたしが作ったんですけど…っ!」
言い終わる前に、『じゃあ頂戴』って聞こえたと思うといきなり引き寄せられて口の中で溶けているチョコレートごと舌を絡められた。
味わうようにチョコレートが溶けてなくなるまで深く舌を絡めて、何度も吸い上げられる。
頭のシンがくらくらするようなキスに時間も感覚も痺れてどの位こうしているのかすらわからなくなってしまう。
唇の端から唾液と混ざって伝っていくチョコの筋を舐め取られ、ようやく長いキスから解放された頃には、あたしは息があがって、顔も赤かったと思う。
「え?あたしが食べるの?」
「一緒に食べよう。二人で食べたほうが美味しいだろう?」
ニッコリと笑ったその顔は、あたしが大好きな笑顔で…。
何を考える事も出来ないくらいにぼうっと見惚れてしまって言われるままに口をあける。
ポンと口の中に放り込まれたチョコレートがトロリと溶けて口の中いっぱいに甘い味が広がる。
うん、われながら上出来。
「美味しい?」
「うん、美味しいですよ。ってあたしが作ったんですけど…っ!」
言い終わる前に、『じゃあ頂戴』って聞こえたと思うといきなり引き寄せられて口の中で溶けているチョコレートごと舌を絡められた。
味わうようにチョコレートが溶けてなくなるまで深く舌を絡めて、何度も吸い上げられる。
頭のシンがくらくらするようなキスに時間も感覚も痺れてどの位こうしているのかすらわからなくなってしまう。
唇の端から唾液と混ざって伝っていくチョコの筋を舐め取られ、ようやく長いキスから解放された頃には、あたしは息があがって、顔も赤かったと思う。