【長編】Love Step~冷血生徒会長×天然娘の恋愛初心者ステップアップストーリー~
「うん、最高だね。やっぱり二人で食べると美味いな。」
「ふっ…二人でって普通こう言う意味じゃないでしょう?恥ずかしいじゃないですか。誰か来たらどうするんですか?」
「大丈夫、どうせこのダンボールの山で見えないし…。」
それだけ言うと再びキスの雨が降ってくる。
同時に制服のボタンに先輩が手をかけた。一つ二つと外し始めて胸元を大きく肌蹴ていく。
「…っん…」
こんな所で…本当に誰かに見られたらどうするんだろう。
やめてと言おうとして身動きした時に足元のダンボールを蹴ってしまった。
周辺の箱がバラバラと雪崩れを起こすように崩れて、あっという間に室内に色とりどりのチョコレートが散乱する。
渋々唇を離して残念そうにあたしを見てくる龍也先輩。
…そんな顔しなくてもいいじゃないですか。大体ここは生徒会室ですよ?
「残念…まあいいや。後は家に帰ってから食べさせてもらうから。」
…食べさせてもらう?
チョコレートを?それとも…。
何だか凄く嫌な予感がしてきたのは錯覚じゃないかもしれない。
「ふっ…二人でって普通こう言う意味じゃないでしょう?恥ずかしいじゃないですか。誰か来たらどうするんですか?」
「大丈夫、どうせこのダンボールの山で見えないし…。」
それだけ言うと再びキスの雨が降ってくる。
同時に制服のボタンに先輩が手をかけた。一つ二つと外し始めて胸元を大きく肌蹴ていく。
「…っん…」
こんな所で…本当に誰かに見られたらどうするんだろう。
やめてと言おうとして身動きした時に足元のダンボールを蹴ってしまった。
周辺の箱がバラバラと雪崩れを起こすように崩れて、あっという間に室内に色とりどりのチョコレートが散乱する。
渋々唇を離して残念そうにあたしを見てくる龍也先輩。
…そんな顔しなくてもいいじゃないですか。大体ここは生徒会室ですよ?
「残念…まあいいや。後は家に帰ってから食べさせてもらうから。」
…食べさせてもらう?
チョコレートを?それとも…。
何だか凄く嫌な予感がしてきたのは錯覚じゃないかもしれない。