【長編】Sweet Dentist
「それがさ、昨夜の内に病院の職員をたたき起こして無理やりさせたらしいぜ?
…ったく、公爵なんて気取っているけどあのジジイ流石に俺の爺さんだぜ。やることが派手だね」

マジですか?

やることが派手って…無茶苦茶の間違いでしょう?

「……これも血筋なのかしら?」

「暴君の血筋かもな?」

世が世なら王子様のはずの響さん。

本当に時代が今でよかったと、シミジミ思う。

あんぐりと口を開けて呆れるあたしに、黒い笑みで耳元でゾッとすることを囁き、更に絶句させた。


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