初恋~俺が幸せにしてみせる~
家に帰っても彼女の
眼差しが離れなかった

彼女の名前を知った

…まいこ…

友達がそう呼んでいた

学年もわからない

彼女の事は名前と
甲高い笑い声しか
俺は知らない

何も知らないんだ

明日どんな顔をして
彼女が電車に
乗ってくるのを待とうか

久しぶりに眠れなかった
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