鬼 鴉【総集編】


「……」


金髪の女性は複雑な表情を浮かべ、2人を見つめる。


「敵が……、海賊が攻めて来るらしいんだ」


男性はすぐに真顔に戻すと、用件を口にした。

どうやら雑談や談笑を行うのは、苦手なようである。


「海賊……。ジェノス、ですか?」


男性の言葉に対し、紅拳は瞬時に閃いたらしく、問い掛けた。


「あぁ、そうだ。貴女には、迎撃をしてもらいたい……」


「陸軍なり海軍。もしくは、親衛隊を呼べばよろしいのでは?」


紅拳は男性の返した答えに、即座に質問する。


「……何故に、私なのです?」


ナニか、男性の言動に裏を感じたらしく、余談を許さなかった。


< 754 / 1,582 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop