初恋‐大スキな先生‐
「先生お待たせぇー」

「おっせーなー!!美羽ちゃん大丈夫だった??」

先生…その優しそうな目反則だよ…
余計スキになっちゃう
諦めなきゃいけないのに…
これ以上スキになっちゃいけないのに…

「大丈夫です」

あたしは無理して微笑んだ。

先生は何か言いたそうな顔をしてたけど「そっか」って言って微笑んだ。

「もうすぐ冬休みも終わりだなー3学期になったら気合い入れて勉強しないとな!!」

「えーめんどくさい…」

夏美が椅子に座ってくるくるまわりながらふて腐れてる。

「じゃあおまえはしーらない!!美羽ちゃん一緒にがんばろうな!!」

「は…はい」

「えー酷い!!それでも先生??」

「ふん!!酷くて結構!!」
< 30 / 52 >

この作品をシェア

pagetop