討竜の剣
逃げ回る俺を追い詰めるクラーゼ。
その眼がナハトの方に向く。
「どうしたドーラの娘。貴様らの自慢の科学とやらで、あの小僧を救わんのか?」
「…無理」
彼女は非情ともとれる台詞を吐いた。
「どんなに優れた科学でも…魔法には及ばない…貴方のその魔法も…その気になれば私の竜滅砲をも上回る筈…」
「はっはっはっ!」
気分をよくしたのか、クラーゼが笑う。
「正直だな娘。ならばチャンスをやろう…小僧に素材と剣を渡すように言え。そうすればお前の命は助けてやる…土の民にしてはお前はなかなかの器量よしだ。私の屋敷で夜伽の相手くらいは務めさせてやろう。どうだ?」
その言葉に。
「やだね」
間髪入れず。
ナハトは俺が言ったのと同じ台詞を口にした。
「な…に…?」
クラーゼの顔が怒りに赤くなる。
そんなクラーゼをよそに。
「アキラ」
彼女は俺を見た。
「その剣と…貴方の剣技を信じて…竜種は炎を司る魔物…その炎の主たる竜種の角で出来た剣が…魔法とはいえ炎に負けるなど…有り得ない…」
その眼がナハトの方に向く。
「どうしたドーラの娘。貴様らの自慢の科学とやらで、あの小僧を救わんのか?」
「…無理」
彼女は非情ともとれる台詞を吐いた。
「どんなに優れた科学でも…魔法には及ばない…貴方のその魔法も…その気になれば私の竜滅砲をも上回る筈…」
「はっはっはっ!」
気分をよくしたのか、クラーゼが笑う。
「正直だな娘。ならばチャンスをやろう…小僧に素材と剣を渡すように言え。そうすればお前の命は助けてやる…土の民にしてはお前はなかなかの器量よしだ。私の屋敷で夜伽の相手くらいは務めさせてやろう。どうだ?」
その言葉に。
「やだね」
間髪入れず。
ナハトは俺が言ったのと同じ台詞を口にした。
「な…に…?」
クラーゼの顔が怒りに赤くなる。
そんなクラーゼをよそに。
「アキラ」
彼女は俺を見た。
「その剣と…貴方の剣技を信じて…竜種は炎を司る魔物…その炎の主たる竜種の角で出来た剣が…魔法とはいえ炎に負けるなど…有り得ない…」