討竜の剣
連中に付き合っていたら朝まで騒ぎは収まらない。
適度に酔いつぶれたのを見計らって、俺達は酒場を抜け出した。
…おかしな話の流れになってしまったせいで、ナハトとの距離をとりかねる。
ぎこちなく二人並んで歩く。
しかし。
「いい…仲間…」
ナハトが小さく呟いた。
「ああ」
それに関しては異論はない。
ガサツで自分勝手で、だけど気の置けない仲間だ。
「私は…ドーラに誇りを持っている…決して他の民族に…劣っているとは思わない…だけど…」
微かに。
ナハトはまた笑顔を見せた。
「アキラの仲間達は…羨ましいと思う…この街になら…火の民になら…生まれても良かったかもしれない…」
「…そうか」
知らず俺も頬が緩む。
誰でもない、ナハトにファイアルの民族を誉めてもらえた事が嬉しかった。
適度に酔いつぶれたのを見計らって、俺達は酒場を抜け出した。
…おかしな話の流れになってしまったせいで、ナハトとの距離をとりかねる。
ぎこちなく二人並んで歩く。
しかし。
「いい…仲間…」
ナハトが小さく呟いた。
「ああ」
それに関しては異論はない。
ガサツで自分勝手で、だけど気の置けない仲間だ。
「私は…ドーラに誇りを持っている…決して他の民族に…劣っているとは思わない…だけど…」
微かに。
ナハトはまた笑顔を見せた。
「アキラの仲間達は…羨ましいと思う…この街になら…火の民になら…生まれても良かったかもしれない…」
「…そうか」
知らず俺も頬が緩む。
誰でもない、ナハトにファイアルの民族を誉めてもらえた事が嬉しかった。