討竜の剣
腹ごしらえもすませ、俺達は剣と牙竜の素材を武具屋に持ち込んだ。

今回は剣の峰に牙竜の牙を取り付ける作業。

前回ほどは時間もかからないだろう。

半日ほどで加工作業は終わるとの事。

その間は俺も休息をとる事にした。

これが終わったら、また準備を整えて次の竜種討伐に向かう。

残る竜種はあと二匹。

普通一匹でも竜種を仕留めれば、狩猟者としては一目置かれる存在となる。

これまで意識してはいなかったが、既に二匹も竜種、しかも希少種を仕留めた俺とナハトは、一流の狩猟者と言えるかもしれない。

…残るのは甲竜と再生竜。

どちらが次の標的なのかは、ナハトと相談しなければならない。

だけどナハトと二人で立ち向かうのならば。

俺はいつの間にか、己の狩猟に自信を持っていた。

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