クライシス
雄介も立ち上がった。


「おい、二谷!」


三宅が叫ぶが二谷はニヤリと笑って面会室を出て言った。


雄介はペコリと頭を下げて二谷について出て行った・・・・







「本当にあの人を連れて行くんスか?」


地下鉄が駅に到着するのでスピードを緩めた。


「ああ、もちろん」


「大丈夫なんスか?」


雄介の問いに二谷はニヤリと笑って駅に降りた。

もう、雄介は何が何だか分からなく成っていた。


国家の危機と言えども、死刑囚と一緒に行動する事に成るとは・・・


そう思いながら二谷と駅を出た・・・








警察庁に戻ると木下が雄介と二谷に近付いて来た。


「作戦本部を大阪に移動する事にした」


木下がそう言った。


「だろうな」


二谷が冷静に答える。


だが、雄介はその言葉に身震いをした。


大阪・・・!


「テロが・・・テロが大阪で行われるんスか????」


雄介が木下に聞く。


木下は首を振った。


「確実な事は、まだ分からん・・・が、可能性は高い」


そう言って会議室の椅子に座った。


「まずは、大阪でウイルスが発見された事・・・そしてウイルスを持った人間が大阪で逃走している・・・」
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