スカーレットの雪
……………
奏ちゃんを待っている間、あたしはずっと考えてた。
あり得ないけど、これは確実にタイムスリップで。あたしは今から起こることを、全て知ってる。
スカートの裾を、キュッと握りしめた。
…変えられる?あの出来事を、なかったことにできる?
奏ちゃんは、過去は変えれないって言ってた。過去を変えてしまう事がどういうことなのか、あたしにはわからない。
でも奏ちゃん言ってたじゃない。あたしと奏ちゃんが一緒にいることは、運命なんでしょ?
だったらあんな事故が、起こっていいはずがない。
…奏ちゃんと一緒にいられるためだったら、あたしはどんな事でもする。
どんな事でも。