最初で最後の手紙



風があたしの髪を揺らす。


まるで撫でるみたいに…

優しくあたしに触れる風。


「奏……」



あたしは、涙を拭った。




あたし…
もぅ泣かない!!


奏があたしを見守ってくれてる。



奏…

また会えるよね?


あたしにも奏の姿が見れる日がまた来るよね?



あたし…
その日をずっと待ってるから…



それまでずっとあたしを見守っててね。




あたしは、
夜空を見て…


あなたを想っているから…







.おわり
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