青春の蒼いカケラ
同姓協奏曲
 ある日五時を回ってしまった
「井上さん帰りますよ」
ひろこが言った。
「ちょっと遅くなってしまってごめん」
「ちょっと、付き合ってもらえません」
「いいよ」
二人はガストへとむかった。ドリンクバーなので、何杯も飲める。カルピスにした。ひろこもカルピスだった。
「実は・・・・」ひろこは言いにくそうにしていた。
「なんだい」
時間がかかた。
「付き合ってください」
「え・・」
いきなり言い出した
「ふう~ん、なんでだい」
「好きになってしまったんです」
「わかった、付き合おう」
二人はこれまでに話した事のない話を永遠に語り始めた。なおとの病気の事とか競馬の事とかひろこの両親のいないこととか、おねいさんのこととか。ひろこは、おねいさんと暮らしているらしい。夜の九時頃二人は別れた。メールが入ったひろこからだ・・・・
「よろしくね」・・・
ひろこは小柄だが可愛かった。なおとと同じ年だった。はるおちゃんの会社には職安をとうして応募したらしいい二級建築士の免許を持っていた。筑波大学出身だ。おねいさんと上京してきたとのことだった。なおとは、これが青春かなと思い始めていた。夏が始ろうとしてた
金曜日の夜ひろこからの誘いで、レストランへ行った。高そうなレストランだった。支払いは、ひろこがするといた。コースもひろこが注文した。なおとは実家が旅館だったので、マナーは知っていた。二人は食べながら話し始めた。なんでも、おねいさんと、うまく行かないらしい。相談を持ちかけられた。
「それならいっそ、俺の部屋で同居するか?」
「ええぜひ」
二人は合意した。今晩から、泊まることになった。なおとの部屋は六条間で風呂付で洗濯機も乾燥機も中に置けた。テレビ・ステレオ・DVD・パソコン・なんでもそろってた。ひろこは驚いた。
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