青春の蒼いカケラ
「明日はおやかたと二人りだ」
「なんで」
「ネット張りだと、どうも親方に気に入られたみたいだぞ」
った。下からやっていった。簡単だった。お昼になったとき、親方がスーパーでチャンベの缶詰を買ってこいとの事だった。スーパーの店員に聞いてもわからないという、しょうがないから帰ってきた。
「おやかた、なかったですよ」
「はあはあはあ。チャンベとはな、女のあそこのことだ、はあはあはあ」
 富山ベンらしい。親方は大笑いしてた。 何だ、からかわれたのか、はらはたたなかった。片結びを休憩なしでやった。2時に終わった。帰り際スタンドでガソリンを入れた。
三時に版場についた。かっちゃんが作業意をたくさん持ってきた。
「どうだ、続けられそうか」
「うん、まとまった金が入ったら、やすませてくれるか?」
「いいけど、どうするの」
「青森に一回帰りたいんだ」
「いいだろう」

 親方は厳しい人で、一回教えた事を間違えるとラジットでヘルメットをなぐられた。そんなことが数日続いた。仕事はおぼえていっていた。はるおちゃんも様子を見に来た。はるおちゃんの会社は長谷川建設に変わってた。かっちゃんとは、仕事の、行き来もしているらしい。 

久しぶりに福祉事務所に訪ねていった。働いている事を言い。福祉を切った4ヶ月がたとうとしてた。家賃は銀行振り込みではらってた。40万たまった。イーバンクに五十万ある。青森に帰ってみることにした。
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