青春の蒼いカケラ
競馬与太郎編
はるおちゃんから仕事のいらいがあった。情報競馬である。どうしても、なおとの競馬方程式をつかいたいらしい。なおとは承知した。新宿ではるおちゃんと会う事になった。ご馳走してくれるとの事だった。待ち合わせは新宿西口のタバコをすうとこ。
「よお、なおちゃん」
「やあ」
「焼肉定食で良いか」
「ああいいよ」
焼肉屋へついた。ものの三分って言うとこか。ランチが安いらしい。
「ランチ二つにビール」はるおちゃんが言った
「ゆっけ食べてもいいか」
「ゆっけ一つ」
 はるおちゃんはビールを飲みだした。なおとはお茶を飲んだ。
「情報競馬だが、なおちゃんの」やり方を教えて欲しいんだ」
「ああいいよ」
「ここじゃ何だが別の機会を設けよう」

 なおとははるおちゃんの会社まで出かけていった。客間で説明をしだした。呑みこみも良く、二時間で終わった。これは第一弾で。次がある。またこの次の機会にした
。「いやあ、良くわかった。良くこんな事を考えたな」
「当たる確立は五十%だが。でかいのも。小さいのも当たる」
 買い方は、二と通りあった。大穴と中穴、これから。パソコンの広告や雑誌に載せるらしい。なおとはリベートを期待してなかった。講師料十万円もらって、帰ってしまった。はるおちゃんは大々的に広告を出した。ぼちぼちと、客が集まったらしい。一月ぐらいして、はるおちゃんの前で、第2段の講釈が始った。
「ここが肝心なんだよ」なおとが言った
「そりゃ、で目じゃないかい」
「そうだよ」
「そんなのあたるのか」
「当たるも八卦」
「で、どうするんだい」
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