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癖になりそう
翌日

なんとなく未来とは顔を合わせずらかった。
クラスは未来、秋子が同じで私だけ違う。
とりあえず秋子の元に行くことにした。

『?』

私は首をかしげた。

未来と秋子のクラスの前にひとだかりができていたからである。

[すげー]

[誰アレ]

なんて声が聞こえる。
何を見ているのか気になったが、背が高くない私は見えなかった。

すると教室から秋子が飛び出してきた。
何やら驚いたような形相をしている。

『…どうしたの?秋子』

私が尋ねた。

「未来が…未来が…!!」

未来が?
と聞き返そうとした瞬間、

「桜!オハヨ!」

と声をかけられた。

『…?』

見たことのない人。しかもすごい美少女。

クラスの前にたかってた人もこちらを見ている。
どうやら奴らの視線はこの人に向けられていたようだ。

誰?
と一瞬思ったが容易に想像できた。
そしてそうであって欲しくないと願いながら聞いた。

『…みく?』






「うんっ。」






















癖になりそう
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