整形通販
あまりに想像通りの答えが返ってきてとまどった。

『何言ってるの…』

「ホントだよ。昨日は、先帰っちゃってごめんね…あの後…結局顔…買っちゃって…」

あぁ喋り方も考え方も…未来だ。
ただ一つ…顔だけが違う。

「ちょっと二人とも、こんな所で話すことじゃないでしょ。人目につかない所に行こうよ。」

秋子が言う。

秋子はなんで冷静なんだろうな…

そうして私達は屋上に移動することにした。

授業サボるの?
まぁ授業どころじゃないし…
半ば放心状態の私は二人の後についていく。
立ち入り禁止のひもをくぐりドアにさしかかる。

ドアにはカギがかかっていたが校長の生年月日に番号をあわせれば開くことはもはや全校生徒が知っている。

「0404…」

秋子が呟きながら番号をあわせるとカチャッと音がして鍵があいた。

ギィィーと押すとドアが開き心地よい風が吹き込んできた。
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