ハイスクールラブ
次の日、早い時間にホテルを出て、春人のお墓参りをしてから東京に戻った。
紘季が自宅まで送ってくれる。
自宅近くの大きな公園を抜けたところが自宅だ。
紘季は家族に挨拶すると言ったが、真奈美がここでいいと断った。
怒られるところを紘季に見られたくない。
家に帰る前にどうしても聞いておきたいことがあった。
「藤くん、春人さんのお墓参り、また一緒に行こうよね?」
これで最後じゃないよね?と言いたかったのだが、素直に聞けなかった。
紘季はそれを察して優しく微笑んだ。
「心配しなくていいよ。お前のパワーに勝てるわけないんだから」
真奈美も微笑返す。
ふと、頭の傷が疼き、くみこを思い出した。
「・・・くみこは・・・大丈夫かな・・・」
紘季がくみこのことを考えていないわけはなかった。
「時間はかかるだろうな・・・。あいつも、ハルが大好きだったから。いつまでも俺に依存してたってあいつのためじゃないってわかってても、拒絶できなかった俺が悪い」
紘季はくみこのことを思い出して表情を曇らせた。
今のくみこは紘季から旅立つことは無理だろう。それでも、くみこもまた、前に進まなくてはいけないのだ。
紘季が自宅まで送ってくれる。
自宅近くの大きな公園を抜けたところが自宅だ。
紘季は家族に挨拶すると言ったが、真奈美がここでいいと断った。
怒られるところを紘季に見られたくない。
家に帰る前にどうしても聞いておきたいことがあった。
「藤くん、春人さんのお墓参り、また一緒に行こうよね?」
これで最後じゃないよね?と言いたかったのだが、素直に聞けなかった。
紘季はそれを察して優しく微笑んだ。
「心配しなくていいよ。お前のパワーに勝てるわけないんだから」
真奈美も微笑返す。
ふと、頭の傷が疼き、くみこを思い出した。
「・・・くみこは・・・大丈夫かな・・・」
紘季がくみこのことを考えていないわけはなかった。
「時間はかかるだろうな・・・。あいつも、ハルが大好きだったから。いつまでも俺に依存してたってあいつのためじゃないってわかってても、拒絶できなかった俺が悪い」
紘季はくみこのことを思い出して表情を曇らせた。
今のくみこは紘季から旅立つことは無理だろう。それでも、くみこもまた、前に進まなくてはいけないのだ。