-+- 反対派の彼・賛成派の私 -+-
恋「ちょっと!!!!!!!!」

私の声に2人の反対していた先生はビクッとして固まった。
それを見て、「あ、怖がってる」って思ったけど私の口は止まらなかった。

恋「さっきから言いたい事をグダグダグダグダとねぇ!!!!!!何?私が悪影響?冗談じゃないわよ!!!!!」
「ぅ....。」
「っ....。」
恋「私は何も知らされてないでいきなり男子校に転校?「ああはい、そうですか」って言うわけないじゃない!!!!!」
有「れ....恋。」
恋「お爺ちゃんは黙ってて!!!!!!!」
有「は....はい......。」
恋「それに聞いてればねぇ....!!!!!!『女はこの学園には必要ない』?ふざけないでよ!!!!」

そう、私が怒ってるのはこの人たちが女を見下したような言葉だった。

恋「だいたい伝統、伝統って何?そんな堅い事だけしか考えないなんて、歴史の旧石器時代から脳が進化してないんじゃないの!?それに『学園のため』みたいな事言ってさ!!!!本当は自分たちの自信とか評価が下がってくかもしれないのが怖いんじゃないの!?!?!?」
「ぐっ....!!!」
「むっ....!!!」
恋「あ、図星ですか??言いますけどねぇ!!!!そんな考えする先生、はっきり言って嫌われやすいし自分の事しか考えてないなんて最低です!!!!!」
「な..!なんだね君は!!!!」
恋「それはこっちのセリフです!!!!」

っと、メガネを掛けいる先生の方が...。

「では....そこまで言うのなら....君はこの学園に転校できるのか....?」
恋「っ....!!!!!」

この先生の言葉で私の口はピタリと止まった。
そうだ、ここまで言っちゃった....。

「どうしたんですか?ここまで私たちに言っておいて「いやだ」なんて言えますか?」

あぁ...何やってんのよ私っ!!!!!

けど....もしも、だよ?
もしも私がこの人たちが思ってる女子より良かったら....。
こういう人達の考え方は変わるかもしれない....。

私は-・・・・。
< 14 / 16 >

この作品をシェア

pagetop