da capo
田舎にいた頃はね、レイ作詞作曲してたんだけどね。

学校の先生にそれを披露したら

「練習曲もまともに歌えないのに、何がオリジナルだ!!」

って言われてから、めっきり歌、作らなくなっちゃったの。

そんな苦い思い出があるから、レイは自分の歌を披露するのは嫌だったのね。



さあ、そんなレイにヒロくんは更に驚くことを言ったのよ。



「……一緒に、歌作ろうか?」



レイは開いた口が塞がらなかったわ。

この人何言ってるのかしら?とさえ思ったほどよ。



「オレ、なんだか歌が作りたくなった……かもしれない」

そう言って彼は、レイの家に来てから、初めて笑ったの。
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