da capo
一重の目を細くして、まるで、そよ風が頬をかすめたように、そうっと。
「下手なんて嘘ばっかり」
それから、こう付け足したわ。
「レイの声……好き……かもしれない」
そしてもう一回、風みたいに微笑んだの。
後にヒロくんがレイに教えてくれたことなんだけど、彼、昔音楽をやっていたそうよ。
自信がなくて人には言えなかったらしいの。
でもね、この時不思議とメロディーが浮かんだんだって。
「……オレの作った歌、歌ってくれる?」
ヒロくんは、彼が歌を作って、レイが歌う――そうやって2人で曲を作りたいって言っていたわ。
「下手なんて嘘ばっかり」
それから、こう付け足したわ。
「レイの声……好き……かもしれない」
そしてもう一回、風みたいに微笑んだの。
後にヒロくんがレイに教えてくれたことなんだけど、彼、昔音楽をやっていたそうよ。
自信がなくて人には言えなかったらしいの。
でもね、この時不思議とメロディーが浮かんだんだって。
「……オレの作った歌、歌ってくれる?」
ヒロくんは、彼が歌を作って、レイが歌う――そうやって2人で曲を作りたいって言っていたわ。