俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
「ちょっ…未歩!?」
私は冬夜の言葉も手も振り切って走って冬夜の家を出た。
冬夜のバカ!!
信じろって言ったくせに…
「うぅ〜…ひどいよ…グスッ…」
連絡…取り合ってたんだ…
じゃあ家にも行くんじゃん…
私の知らないところで…
あの時よりもっと前から連絡し合ってたんだね…
冬夜のこと信じてたのに…
電話をかけた人物。
それは…
『家、ちゃんと来てよね冬夜♪』
紛れもなく、あの時いた“柚希”という女の人からだったのだから…