俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-

―――――――――――――――――――――――――――――



冬夜が迎えに来ると言う時間まであと少し。




泣いたせいで腫れた目は、どうにか化粧でごまかしたけれど…



今日はどこにいくつもりなのだろうか…?




正直今はどこにも行きたくないし、一人でいたい。



ましてや冬夜と2人だなんて気まずすぎる。




そんなことを考えていると、










ピンポーン









私の気持ちとは裏腹に、陽気な音が家全体に鳴り響く。







ドアを開けると冬夜が立っていて…



「……行くぞ。」




それだけ言って後ろに停まっていた車に乗り込んだ。





ていうか…何この車…



私にも高級だとわかるくらい立派な大きい車。




訳がわからないままとりあえず車に乗り込んだ。





< 139 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop