俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
「「…………」」
気まずい空気…
運転手さんがいる分まだいいけど…
チラッと冬夜を見ると、何も話すことなく窓に肘をつきながら外の景色を見ている。
何を考えているのか…
その表情からは、怒っているような…違うような…
なんとも言えない空気を放っていた。
「着きましたよ。」
え?
車が停まった先に見える建物。
「な、なにここ…」
目の前に映る景色に言葉を失う。
この豪邸って何!?
ホテルじゃないかってくらい大きくて…
しかも庭もあって…
池もあって…
ふ、普通じゃないとしか言い様がない…