俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-



「え…?」




冬夜が放つ一言にビックリする私たち。


私は慌てて説得する。


「で、でももう決まっちゃったことだし…」



「決まったとか関係ねぇよ。こんなことするなんて行き過ぎじゃね?キスとかお姫様抱っことか。
未歩以外にそんなこと絶対したくねぇ。」



「と、冬夜…」




そう言ってもらえて嬉しい…



嬉しいけど…






「そうね。これはちょっといくらなんでもやり過ぎね。」



「そうだな。断ってもいいと俺は思う。」





「だっ駄目!!」





「「「え?」」」







「ちょっと未歩…なんでよ。」


「未歩ちゃん、別に我慢しなくても…」


「………」







「た、確かに私は…いくらお芝居でフリだからって、冬夜にそんなことしてほしくない。キスもお姫様抱っこも…」





「だったらどうして…?」




< 84 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop