俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-



「でもね…この劇を楽しみにしてる女の子も男の子もきっとたくさんいるよ。
クラスの皆も喜んでた…
だから役になったからには冬夜に最後まで頑張ってほしいな。」



「だからって…未歩がそんなに無理しなくても…」



「無理なんかしてないよ?だって私、冬夜の彼女だもん。劇してるからって冬夜が本気じゃないこと分かってる。私、冬夜のこと信じてるから大丈夫なの!!」





「未歩…」


「未歩ちゃん…」


「………」












無理なんかしてない…



ううん…やっぱり本音は嫌だよ…





でも冬夜の彼女だもん。


こんなことで冬夜が私を見なくなっちゃうなんてことないって信じてる。




だから冬夜に…最後の学校祭なんだし…



頑張ってもらいたいんだ。


冬夜の姿見たい子たくさんいるんだもん。




いつも私が冬夜を独り占めしちゃってたから…





この最後の劇だけは皆の冬夜でいてほしいの。







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